「あ~・・・・何でぁたし
 生きてるんだろ・・・」



あたしは血にまみれた



左手首を見た。



あたしの右手には血のついた



カッターが握られている。



何もかもどうでもよかった。


生きてることがめんどくさかった。



だけど、死ねない・・・。




『弱虫』



この世に“永遠”なんてないのに。





永遠を語ってしまうほど



あたしは綺麗な心じゃないのに。



どうして   “とわ”




なんて名前をつけたの?




『アタシナンカイラナカッタクセニ』




何もかもに絶望した







高一の春。