眠りから覚めると

丁度ドアをたたく音がした。

ままかな・・・?

『何ぃ・・?』

私はママにだけは

冷たくできない。

だっていつも

私の事を考えて

くれているから。

だけど、あのことを言う気にも

ならない・・・。

きっとママは、傷つくから。

そのとき、ドア越しに

聞こえてきた

覚えのある声に

私は固まってしまった。

「俺。」

なッ・・・何で!!!!???

何でいるの?

今日はもうメールも

来なくなったから、

帰ったんだと思ってたのに・・・。

『どッ・・・どうしてッ!!?』

「あ~~・・・ゴメン!

いきなり・・・。

お母さんに見つかっちゃって・・」

お母さんって・・・ママのこと?


マ・・・ママのバカぁーーーー!!!