「俺にも一口ちょうだい」
陸くんが口を開けて待っている
こんなたくさん人がいる前でやるなんて…
「は、恥ずかしいよ!ほら、渡すから」
私は陸くんにフォークを渡す
「なんで昨日はよかったのに今日はだめなんだよ」
陸くんは眉を歪める
「だって、こんなに人がいたら誰かが陸くんだって分かるかもしれないでしょ?」
小声で返事をする
「なんのために変装してんだよ、バレねぇから早くして」
陸くんも小声で返事をし、ずっと待っている
もう!
私を周りを見渡す
見てる人はいないみたい…
「はい」
私は一口分陸くんに食べさせる
陸くんはパスタを食べる
私はたらこスパスタ、バターも乗ってて美味しい
「ん、美味しい」
陸くんは食べさせてもらえて満足したのと美味しかったのとであんまり外では見せない笑顔をしていた

