「ごめん、思わず…気をつけるよ
でもどうするの?
レクってなったら一緒に行動するんでしょ?
その時に一緒の班だったらみんなに見られるよ?」
そうなんだよね…
陸くんと一緒の班になりたい女子なんてたくさんいるのにその中で一緒に班になれたのは私たちって…
絶対、睨ませるよ…
「一緒になれて嬉しいけど、先のことを考えるとならない方がよかったかもしれない…」
「何言ってるの!こんなチャンス二度とないんだから!
私は雛に感謝しているよ!」
音は笑顔で言ってくれた
まぁ、音もいるし、大丈夫だよね、二人で行動するわけじゃないもんね
「ありがと、音、楽しみだね」
音が言ってくれると自信が持てるよ
「うん、楽しみだね!!もうすぐ、先生が来ると思うから席に戻りな」
「うん、じゃあ後でね」
私は席を立ち、自分の席に向かった

