私の話か…

何を話せばいいんだろう…

きっと恋愛のことだよね








ガチャッ




「お待たせ〜
 お茶とお菓子しかないけど、食べよ?」

「ありがと」


私たちはお菓子を食べ始める







「それで、今2人のことどう思ってるの?」


和くんと陸くんのことだよね


「和くんは優しいから、一緒に帰ってくれたり優しい言葉をかけてくれる、一緒にいると落ち着くんだよね
 陸くんは同い年だから一番話しやすいかな
 振り回されてばっかりだけど…嫌じゃないのは分かる
 優しい言葉をかけてくれるし手を繋いだ時だってキスをした時だって本当に嫌だったら振り払ってるはずだから」


「…もうそこまで気がついてるならあと少しってところかな?」

「ん?ごめん、聞こえなかった」

「ううん、その人の特別になりたい、隣にいたいって思うことが恋に気が付くきっかけかもね」




特別…




「音、私ね2人といるのがすごく楽しいの
 恋って嬉しいことなのになんだか…こんなに辛くなることってあるんだね」