大きく深呼吸をし、意を決して反論する。
「……あの、気を遣わせてしまったのなら、すみません。でも本当に、私は大丈夫です。今までだってそう生きてきたので」
「気? 使ってないよ? ただあたしは誠ちゃんと琴音ちゃんがかわいすぎるって気持ちだけ」
「……私を助けたところで、何の得にもならないですし、逆に損ですよ」
「損⁉ ないないない、そのかわいいお顔を見せてくれるだけで損なんてならないよ!」
何を言ってもポジティブな言葉を返されて、ぐっと言いよどむ。
このままじゃ埒が明かない。
どうすれば……どうすればいい?
人に頼るなんて、そんなことはしたくない。
したく、ない……。
唇を噛み締めて、最適解を探る。
その時、くぅ、と間の抜けるような音があたりに響いた。
……え? 何の音?
『それ』が聞こえた方向へ視線をやると、そこには恥ずかしそうにお腹を押さえる琴音の姿が。
その場にいた全員の視線に、琴音は照れ隠しに一つ笑う。
「えへへ……お腹空いちゃった」
「……あの、気を遣わせてしまったのなら、すみません。でも本当に、私は大丈夫です。今までだってそう生きてきたので」
「気? 使ってないよ? ただあたしは誠ちゃんと琴音ちゃんがかわいすぎるって気持ちだけ」
「……私を助けたところで、何の得にもならないですし、逆に損ですよ」
「損⁉ ないないない、そのかわいいお顔を見せてくれるだけで損なんてならないよ!」
何を言ってもポジティブな言葉を返されて、ぐっと言いよどむ。
このままじゃ埒が明かない。
どうすれば……どうすればいい?
人に頼るなんて、そんなことはしたくない。
したく、ない……。
唇を噛み締めて、最適解を探る。
その時、くぅ、と間の抜けるような音があたりに響いた。
……え? 何の音?
『それ』が聞こえた方向へ視線をやると、そこには恥ずかしそうにお腹を押さえる琴音の姿が。
その場にいた全員の視線に、琴音は照れ隠しに一つ笑う。
「えへへ……お腹空いちゃった」


