島津くんしっかりしてください

鈍痛が頭を貫いて、ぐしゃりと髪ごと上から握り込んだ。














全て忘れてしまうには、踏み込みすぎた。








先輩の体温の暖かさを、寄り添ってくれることの幸せを、私はもうすでに知ってしまった。




























『まこちゃんとこの人、すごく似てるね』







……琴音、ようやく意味が分かったよ。










まだ不明なことも多いけど、これだけは確定で、言えること。


















私と先輩は、血がつながっているんだ。