「誠ちゃん、今日はお客さん少ないし、もう帰っていいよ」
「え? でも洗い物まだ……」
「いいからいいから。僕がやっておくからさ」
やけに返したがる木下さんに首を傾げつつ、エプロンを脱ぐ。
「……早く帰って妹ちゃんに会いに行ってあげな?」
「……気づいてたんですね」
「そりゃそうだよー誠ちゃんがそんなになるなんて妹ちゃん絡みのことしか思い浮かばないし。……それとも、JKらしく恋のお悩みだったり?」
「違います」
「ほら、即答」
あははと楽し気に笑う木下さんに、つられて笑う。
「……じゃあ、お言葉に甘えて、上がらせてもらいますね」
「うん。じゃあまた明日ね」
木下さんに手を振り返して、カフェを飛び出した。
カフェを出るなり自然と早足になって、琴音の事で頭の中で埋め尽くされる。
琴音……何もないといいけど。
LIMEで島津くんから送られた住所に行くと、保育所から数分の場所にあることに気が付く。
どうりで今日遭遇したわけだ。
なんなら今まで一度も会わなかったことが不思議なくらい。
ふっと一度息を吐き、インターホンを押す。
「え? でも洗い物まだ……」
「いいからいいから。僕がやっておくからさ」
やけに返したがる木下さんに首を傾げつつ、エプロンを脱ぐ。
「……早く帰って妹ちゃんに会いに行ってあげな?」
「……気づいてたんですね」
「そりゃそうだよー誠ちゃんがそんなになるなんて妹ちゃん絡みのことしか思い浮かばないし。……それとも、JKらしく恋のお悩みだったり?」
「違います」
「ほら、即答」
あははと楽し気に笑う木下さんに、つられて笑う。
「……じゃあ、お言葉に甘えて、上がらせてもらいますね」
「うん。じゃあまた明日ね」
木下さんに手を振り返して、カフェを飛び出した。
カフェを出るなり自然と早足になって、琴音の事で頭の中で埋め尽くされる。
琴音……何もないといいけど。
LIMEで島津くんから送られた住所に行くと、保育所から数分の場所にあることに気が付く。
どうりで今日遭遇したわけだ。
なんなら今まで一度も会わなかったことが不思議なくらい。
ふっと一度息を吐き、インターホンを押す。


