島津くんしっかりしてください

そう考えついて、首に巻いたマフラーをするりと外して、島津くんの首元に巻いた。









近付いた距離感に、島津くんの頬が上気したのを確認して、くすりと笑みを漏らした。










マフラーだって、上着だって、手袋だって。









私の全部、いくらだって島津くんにあげるよ。













「……好きだよ。島津くん」









最後の後押しと言わんばかりに繰り返すと、島津くんは一気にぼっと顔を赤くして、慌てて視線をずらした。