島津くんしっかりしてください

変わることは、怖いことじゃない。








だって、島津くんがそばにいてくれるって……君が私に言ったことじゃない。









だから今度は……私が、私にとっての島津くんみたいな人になりたい。











私が島津くんを幸せにしたい。








他の誰でもない、私が。




私の幸せのために、島津くんのそばで、君を幸せにしてあげる。











島津くんはしばらく呆然と立ち尽くしていて、それからくしゅんと小さくくしゃみをした。










……そういえば、防寒具を持たせるのをわすれていた。







私はあいにくバイト終わりそのままの格好だったからよかったものの、部屋着で外をうろつくには、気温が低すぎる。