三人そろって教室を出る。
「ご馳走様でした。でも、いいんですか? ご馳走になってしまって……」
なんと鞠亜さんは年上だから、という理由で三人分の料金をさっさと払ってしまったのだ。
流石に申し訳なくなってそう聞くも、鞠亜さんはにこにこと笑うばかり。
「いーのいーの! 私の遊びたいところに付き合ってもらってるんだから。このくらいはしなきゃ、ね? それに私お姉さんなので! 財力はそれなりにあるのですよ!」
ほっほっと懐をぽんぽん叩く鞠亜さん。
その表情に無理をしている様子はなくて、それならいいと私は引き下がった。
「……あー! まこちゃん!」
そんな声が聞こえたと同時に後ろからぱたぱたと小さな足音が聞こえる。
振り返るとそこには私の天使がいて。
「……琴音?」
「まこちゃん!」
どうしてここに……と、問いかけようとすると、鞠亜さんが突如として甲高い声をあげて。
「何その子! かわいい、かわいすぎる!」
「ほぇ?」
きょとんと首を傾げる琴音をそっと抱き上げると、その頬にすりすりと顔を寄せる鞠亜さん。
「すべすべぇ……国宝や。これは国をあげて守るべき国の宝やでぇ……」
「何故にエセ関西弁……? 私の妹ですけど」
「妹様⁉ 通りでえらいべっぴんさんなわけやん!」
確かに琴音はかわいいけど。
そのかわいさのあまり自我を失いかける気持ちはわかるけど。
「ご馳走様でした。でも、いいんですか? ご馳走になってしまって……」
なんと鞠亜さんは年上だから、という理由で三人分の料金をさっさと払ってしまったのだ。
流石に申し訳なくなってそう聞くも、鞠亜さんはにこにこと笑うばかり。
「いーのいーの! 私の遊びたいところに付き合ってもらってるんだから。このくらいはしなきゃ、ね? それに私お姉さんなので! 財力はそれなりにあるのですよ!」
ほっほっと懐をぽんぽん叩く鞠亜さん。
その表情に無理をしている様子はなくて、それならいいと私は引き下がった。
「……あー! まこちゃん!」
そんな声が聞こえたと同時に後ろからぱたぱたと小さな足音が聞こえる。
振り返るとそこには私の天使がいて。
「……琴音?」
「まこちゃん!」
どうしてここに……と、問いかけようとすると、鞠亜さんが突如として甲高い声をあげて。
「何その子! かわいい、かわいすぎる!」
「ほぇ?」
きょとんと首を傾げる琴音をそっと抱き上げると、その頬にすりすりと顔を寄せる鞠亜さん。
「すべすべぇ……国宝や。これは国をあげて守るべき国の宝やでぇ……」
「何故にエセ関西弁……? 私の妹ですけど」
「妹様⁉ 通りでえらいべっぴんさんなわけやん!」
確かに琴音はかわいいけど。
そのかわいさのあまり自我を失いかける気持ちはわかるけど。


