───今後無視されたりとかするのかな・・・いや、そもそも誰とも話してなかったんだから変わらないか。もう受験モードになるし。

そのまま屋上の入り口に行きそこに座る。屋上はいつも鍵がかかっていて自由に出入り出来ないが、屋上に通じる扉の前のスペースがお気に入りで昼休みには裏庭かここで本を読むのが好きだった。

私が教室を離れた後そこで何があったかなんてこの時の私は知る由もなかった。