和食ファミレスのデリバリーを注文しローテーブルに向かい合う。それぞれの前には麦茶があった。日下部さんも俺と同じで麦茶には氷を入れない派だった。そんな小さな共通点がとても嬉しかった。
氷が入っていないのでグラスを傾けても『カラン』という音もしない。クーラーの作動音がやけに気になる中で二人とも沈黙をなんとかしようと麦茶を飲んでごまかしたので両グラスはすぐ空になりおかわりをつぐ。
俺が誘ったのだから何か話さなければ、と思うけれど、駆け引きは苦手だった。今日会ったのは改めて告白する為なのだからもう言ってしまおうか。しかし返事がNOだったらこの後一緒に食事をするのは気まず過ぎる。
そんなことを思っていると日下部さんが『ぅんっ。』と咳払いをしたので話し始めようとしているのだとわかる。彼女の固い表情から『佐原くんの気持ちは嬉しいんだけど・・・』などと告白する前に振られるかもしれない、と身構えてしまう。
氷が入っていないのでグラスを傾けても『カラン』という音もしない。クーラーの作動音がやけに気になる中で二人とも沈黙をなんとかしようと麦茶を飲んでごまかしたので両グラスはすぐ空になりおかわりをつぐ。
俺が誘ったのだから何か話さなければ、と思うけれど、駆け引きは苦手だった。今日会ったのは改めて告白する為なのだからもう言ってしまおうか。しかし返事がNOだったらこの後一緒に食事をするのは気まず過ぎる。
そんなことを思っていると日下部さんが『ぅんっ。』と咳払いをしたので話し始めようとしているのだとわかる。彼女の固い表情から『佐原くんの気持ちは嬉しいんだけど・・・』などと告白する前に振られるかもしれない、と身構えてしまう。



