青色交差点

「っ!ごめんね!ありがとう。」

見下ろすと日下部さんが上目遣いで見つめてくる。ドキドキしてしまい視線を下に逸らすと前開きのワンピースの一番下のボタンが外れてまくれあがり太ももの際どい部分が見えていて思わず唾を飲んでしまう。そんな不純な理由で上下した喉仏は彼女から丸見えだ。そう思うと恥ずかしくなり慌てて立ち上がる。

今日会ってくれたということは可能性はあるということだろう。しかも家で過ごすと知っても受け入れてくれた。でも例え日下部さんが俺と付き合ってくれることになったとしても今日は指1本触れないと中学生の俺に誓ったんだ。純粋だったあの頃からずっと温めてきた想いなのだから慎重に大切にいかないと。なのに最初からこんなじゃ先が思いやられる。