◇貴方は俺だけの【極上】シュガー◇

「それは…」

真琴は何か言いだけに口淀んだ。

「俺、一目惚れされるタイプでもないしさ。好きだって言われても信じられないっていうか…」

「…信じてもらえないんですね。」

その言葉は悲しげに呟くように出され、何とか俺の耳に届いた。

「分かりました。」

先程と違って力強く言われ、やっと諦めてくれたのかと胸を撫で下ろしたのだが…

「俺の気持ち信じてもらえなくてキスさせてもらえないって言うなら、キスの練習はダメですか?」

それは…

一拍考えた。

別の理由がついただけでは…?

それに練習って…1回のキスよりハードル高くないか?

いやいや、だからキスは好きな人と…


「今日は1回の練習で良いです。」

「今日はって…」

「もう時間も遅いですから、始めますね。」

たじろぐ俺の両肩に手を置き、真琴は俺にキスをした。