たまにはタケシの妙な自信を信じてみるか
『じゃあ…いっちょやるか』
「はいっ!」
上手く行くかは解らないけど楽しそうだし何もしないよりは前に進める。
いつの間にか天然タケシの笑顔が俺にも移っていた。
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「美姫怒ると思うと言えなくて…いつかは言わなくちゃって思ってたんだけど…ごめんね」
『暑さのせいでおかしくなっちゃった?まゆ大丈夫?』
おでこに手をあてたり゛お~い゛って呼び掛けられたり
美姫に真剣に心配された。
でもまぁ…そうだよね
向こうは大スター
私は平凡な女子高生な訳で
突然信じてって言うほうが無理な話しかもね
「あはは…」
『新しいジュース持って来てあげるね。まゆはゆっくり休んで』
力なく笑う私を余計に心配して立ち上がった時、美姫の携帯が鳴り始めた。
♪♪♪ ♪♪♪
「誰これ?」
知らない番号に首をかしげながら出た美姫から゛はい彼氏から゛と電話を渡された。
゛もしもしまゆちゃん?タケシです。゛

