「ぜんぜん―――― 先々、結婚したら゛お二人が止まった幻のペンション゛として宣伝してもらいますから。」 『お前なぁ……』 一呼吸置いて笑った。 『ありがとな』 俺たちが、今笑っていられるのはコイツのお陰だ。 何処までも純粋で、天然で真っ直ぐなタケシがそばにいてくれる事に、あらためて感謝する。 『ホントありがとう』 「俺様じゃない光彦さん、気持ち悪いっす。何かあったら連絡しますから。 オフクロには言ってあるんで、早く行って下さい。じゃあね、まゆちゃん。又明日。」