濡れた地面に座って俺をつかんでいるのは 瑠美だった―――― 「光彦さんが悪いんですよ。あれ以来冷たいんだもん」 『お前っ』 「ばらしちゃおっかなぁ♪」 俺の言葉を遮ってニヤリと笑いながら、上目遣いで続ける。 「あんな子のどこがいいんですかぁ?私のほうが可愛いのに…光彦さんの美意識疑っちゃいます」 あんな子って一体……