月下の恋人…missing



急いでポストを覗くと、この前と同じ白い封筒が見えて




慌てて後を追って走り出した。




これでも足は速いほうで、追い付ける自信はあって



一つ目の角を曲がると、彼女の後ろ姿が見える。




絶対に捕まえてやる

捕まえて説教してやるんだからっ!





「ちょっと待ったぁ~!」





一度振り返って走り出す彼女を見て、疑心は確信へと変わって



走るスピードを上げた。





もう少し……もう少し…