月下の恋人…missing





はっきりとした声で突然呼び止められて、驚いて振り返ると




ニッコリと笑った顔に余計に不振さがつのる。





「はぁ………。」



『じゃあまた来ます。』





その女の子は



間の抜けた返事をする私の隣を、早足で通り過ぎて



角を曲がってすぐに見えなくなった。





また来ます―――




ん………?また来ますってもしかして…?!