月下の恋人…missing





出してくれたアイスコーヒーのストローに、口を着けようとして



寂しそうな光彦ママの呟きに、首を傾げて見上げた。







行っちゃうって……何が?







『あれ、聞いてないの?!』



「えっ―――?」





光彦ママはしばらくためらって口を開いた。







『向こうの学校に編入する事……』








「向こうって………」



向こうって…もしかして…



光彦ママの表情に嫌な予感がよぎる。








『まゆちゃんのご両親の所。』