「もう…人の顔見て笑うなっ!帰るよっ!」 『ごめんごめん。まゆのお陰で夏休み乗り切れそうだわ…ハァ―― 』 「うるさいっ!」 私達は笑いながら教室を後にした。 『じゃあ2学期―――』 「うん。ゼミ頑張ってね」 『まゆも…彼氏と頑張って♪』 「へっ―――…みっ」 『じゃあね。大人になれよ♪』 真夏の太陽の下 美姫は、学校前の大きな道路を渡って人混みに消えて行く。