月下の恋人…missing




昨日の出来事を消し去りたくて、いつも以上に深いキスを交わす。




「光彦さんっ。どう言う事ですかっ!!」





大声にまゆを抱いたまま振り返ると…



扉の影に立っていたタケシは、真っ赤な顔で俺を見ていて






『どう言う事って、そう言う事。早く入れよ』




「光にぃ………」




『大丈夫―――』





訳も解らずに、不安げな表情を浮かべるまゆの手を引いて、リビングへ向かった。





『何か飲む?』

「いいえ………」