月下の恋人…missing




――――ガチャッ




「お帰りっ!光にぃ」


『ん……何でいるの?!』





玄関の扉を開けると、パタパタと制服姿のまゆが駆けて来た。




「なんでって…今、テスト期間中だからだよ」


『そっか』




ニコッと笑うまゆにつられて


やっと逢えてホッとした俺の手の平は、自然に柔らかい髪を撫でる。





ヤバい―――





「光にぃ………?」





考えている間もなく、俺の理性は飛んでまゆの唇を塞いだ。




「…………んっ」