月下の恋人…missing




『何話してた訳?』



「光彦さんが好きだから付き合えるように協力して欲しいって…でもっ!出来ないってちゃんと言いましたよ!」



『当たり前だろっ!』


「ひいっ…すみません」




(アイツ何考えてんだか…)



瑠美の不穏な気配は、確実に近づいていた。



ガックリと肩を落としたまま運転するタケシに声をかける。





『お前さぁ。帰り今日家に寄れよ』