ライブに来たって来なくたって、私と光にぃが近くて遠い事なんか 初めから解っていた。 だけど諦めるなんて出来なくて、好きな気持はどうしようもなくて。 光にぃの優しい声は心の奥まで伝わって、いつの間にか景色は滲んで輝く。 ねぇ光にぃ――― 私の恋は無駄なのかな。 頬を伝う涙を隠そうと咄嗟にうつ向いた その時―――