月下の恋人…missing




切なく響くかすれた呟きに



高鳴る胸を押さえながら、せめてものつぐないにと、見上げたままコクッとうなずく。




『約束な―――』




コツンとオデコをつけて嬉しそうに笑う光にぃは



キラキラと輝いていて


その笑顔に目を細めた。




――――――




『ハァ――…まゆのノロケ話も聞いた事だしそろそろ帰るかぁ』




氷が溶けてすっかり薄くなったアイスコーヒーを一口飲んで、重い腰を上げた。