「だよなぁ。でも、絶対、俺をすきにさせてみせる。そしたら付き合ってよ。」
 彼は、自信満々に言った。

「あり得ません。」
 私は、彼のようなタイプが大嫌いだった。

「俺、頑張るからよろしく。」
 
「はぁ。」
 私は好きになるわけないと思い、同意した。

「じゃあ、また、明日。」
 彼は帰って行った。

 私はモヤモヤしていたため、道場で練習をした。