「純菜、ごはん食べに行かない?」
「行く。」
「よかった。行きたいお店あるんだあ。」
「そうなんだ。じゃあ、行こう。」

 栞の行きたい店に行くことにした。

「ここなんだけど、いい?」
 レトロでオシャレなカフェバーだった。
「すごくオシャレ。」
 
 店に入ると、個室に案内された。

 個室に入るなり、
『パーン』
 と何かが弾ける音が数回聞こえた。