日曜日。
 また、バイトに行った。
 日曜日も忙しかったが、昨日よりは、バイトが多く、18時に上がることができた。

 店を出たとき、ふっと山崎くんの言葉を思い出した。
『港駅前で待ってる。』

 まさか・・・とは思ったが、気になり行ってみた。

 山崎くんがいた。
『え?まさか。』
 とは、思ったが、すぐに思い直し、誰かと待ち合わせかもしれないし、気にしないことにした。