仕事の撮影で済州島に行った

島内はたくさんの花が咲き
とても綺麗だった

車の中から見える春の景色
満開でぎっしり詰まった花畑

何を見ても

ナミに見せたかったな
一緒に見たかったな

何を食べても

ナミと食べたかったな

と感じてしまう

僕の思考の片隅には
いつもナミがいて

日々自分にはなかった感情で溢れている

今まで出てくることのなかった
言葉たちが頭をめぐり
歌詞として形になる


以前誰かに言われた
恋愛は人を豊かにしてくれるという言葉

その意味を今
かみしめている


自分でもわからなかった

ユジュン
というの男の輪郭を

彼女がくっきり描いてくれた

その輪郭をなぞる事で

本当の自分が見えくるようだった

真っ黒の世界にみえた小さな光

そこにめがけて走る




早く会いたい