ユジュンさんはゆったりとした白い薄手の
半袖ニットに
少し太めのネイビーのパンツ

男性のニット姿も大好きでテンションが
上がる
前回もだが、とてもお洒落で彼に
似合っている

「よかったお待たせしてなくて、
 こんばんは」

 「二人は別の部屋で食事してます
  帰りはみんなで出ましょう」

「なるほど、そんな方法があるんですね」

 「生活の知恵ですね」
 「今日はマッコリでも飲みますか?」

「はい、お任せします」

 「そういえば前回あまり飲んで
  いなかったようですが、
  お酒は苦手ですか?」

「大丈夫ですよ。強くないので自制して
 いるだけです。」

「ペースが遅いので気になさらず。
 ユジュンさんは好きですか?」

 「好きですね。
  ただこだわりがなくて、
  結局ビールばっかり飲んでます。」

「暑い時はビールが美味しいですよね!
 最初はビールにしますか?
 私もいただきます。」

おつまみとビールがきて飲み始める

「私、ユジュンさんがTKGだなんて、
 これっぽっちも想像していなくて!」

「本当にごめんなさい。
 気づくの遅すぎですよね。」

 「いえ、全く気にならないですよ。」

 「むしろユジュンという僕を直接見て
  もらえたので
  ありがたかったです」

 「グループのフィルターがかかった
  僕じゃなくて、
  素の僕を見てもらえることはなかなか
  ないので新鮮でした」

 「20代男性としての僕はどうでした?
  第一印象とか教えてください」

「初めて会ったのはお店の外でしたよね。
 あの時はとにかく手助けしなきゃと
 思って何も考えてなかったのですが」

「お話した時はとても礼儀正しくて、
 私の話をちゃんと聞こうとする姿勢
 が誠実な方だなと思いました」

「容姿のことで申し訳ないのですが、
 ただ全てが美しい…と思いました。
 あと笑顔が可愛いくて人懐っこい
 印象をうけました」

一生懸命褒めてみたけど伝わったかな…

 「僕は美しいとか人懐っこいキャラ担当
  でないので、
  その感想は新鮮でとても嬉しいです」

大きく口を開けて笑っている
喜んでくれたみたい

 「あの時は普通の状況ではなかったです
  よね。
  お世話になってお礼しなきゃ
  しか考えてなかったのに」

 「ナミさんがとてもお綺麗で、
何者なんだ!って
  その後もすごく気になって、
  調子に乗って
  お誘いしっちゃいました」

「うれしいです。」

恥ずかしくてつい話題を変えてしまう