「なーに見てんの!」
「…びっくりしたぁ」
教室で、急に後ろから飛びついてきた舞。
危うく持っていた携帯を落っことしそうになった…
「何見てたの?」
「え?」
「さっきから画面みてはニヤついてたもん。
花奈がそんなに携帯見てるのも珍しいよね、特に最近。
…こっそり颯と付き合ってたりするの?」
「いやっ、ないない!無いよ!?」
私がニヤついていた…そんなつもりはなかったけど、
その理由は…
”ねぇ早く会いたい”
”ちゅーしたい”
”ぎゅうしたい”
”花奈と早くイチャイチャしたい”
この文面のせい。
昨日一昨日。
土日で学校が休みの間に送られてきた口野君からのメッセージたちは、
相変わらずストレートな言葉たちで。
…でもそれが嬉しくて何度も見返してしまっていた。
「そう?…じゃあさ、颯と喧嘩でもしてるの?」
「…なんで?」



