大好き信じた私が馬鹿?



裕貴


”そっちまで迎えに行こうか?”

”いい!駅まで行きます。”

家まで迎えに来られるとお母さんに怪しまれるからヤダという事で、
花奈の最寄り駅まで行くことに。

今日は待ちに待った花奈とのデート。今日まで俺結構頑張った。うん。
照れを見せてくれるようになった後は、ボディータッチを拒否しなくなった。
…まぁ諦められてるだけかもしれないけど?

日に日に彼女に注いでいた感情すべてが、花奈へと移っていっている。

色んな気持ちがグルグルしているうちに、駅についていた。