「花奈、大丈夫…?」 「…え、なんで?いや、全然大丈夫だけど、」 「そっか。…ごめん、舞に病気のこと聞いちゃって心配になったから様子見に来た。」 「あぁ、そんな心配するほどでもないよ!もう授業終わったよね?そろそろ帰ろっかな」 何事もなかったようにベットから降りる彼女の顔は少し青い。 「一緒に帰ろ。送ってく」 「いや、いやいや!大丈夫!口野君家反対だし、大丈夫!」 「無理〜帰るよ?」 「えぇ…」