電車の駅で待ちあわせたしおんの第一声。雪が解けて交通機関の融通が利くようになったらしい。今朝、ニュースで放送されていた。だからあかねは今日は怖い思いをせず遠出できると小躍りしていた。ブランコプターは素敵だけど思い出すとやっぱり怖くてぶるっとなる。
「うん、たまにはガタンゴトンもいいかもね」
「そしたら今日は海でも見に行こうか。あと数日で夏の暑さになっちゃうだろ。そしたら海岸はどうせ人だらけになっちまうからさ」
「今も季節は夏なんだけどね。まさか高校に入る時は数ヶ月後にこんな事態になるなんて思ってなかったなぁ」
「ほんとうだ。俺だって」
けれどもしおんは別の意味を込めてそういっていた。真面目顔で言葉を紡ぐ。
「あかねと一緒にいれるなんて思っていなかった。そして、それは俺が叶えたかったことの一番だ」
その言葉に照れて肩をすくめるあかね。
「あたしもしおんくんと一緒にいるなんて、ホント思ってもいなかったなぁ」
そして、あかねが自らしおんの手を取る。
「行こうか。今日は海を見に行って、海岸のレストランでランチして、それから公園に行って散歩しながら……」
「うん、たまにはガタンゴトンもいいかもね」
「そしたら今日は海でも見に行こうか。あと数日で夏の暑さになっちゃうだろ。そしたら海岸はどうせ人だらけになっちまうからさ」
「今も季節は夏なんだけどね。まさか高校に入る時は数ヶ月後にこんな事態になるなんて思ってなかったなぁ」
「ほんとうだ。俺だって」
けれどもしおんは別の意味を込めてそういっていた。真面目顔で言葉を紡ぐ。
「あかねと一緒にいれるなんて思っていなかった。そして、それは俺が叶えたかったことの一番だ」
その言葉に照れて肩をすくめるあかね。
「あたしもしおんくんと一緒にいるなんて、ホント思ってもいなかったなぁ」
そして、あかねが自らしおんの手を取る。
「行こうか。今日は海を見に行って、海岸のレストランでランチして、それから公園に行って散歩しながら……」


