といいつつも、そのイベント開催の真意を尋ねると文香はこういう。
「つまりね、みんなに囲まれたら断れなくなるじゃない」
「あっ、そういうことか。イベントで告白すればオーディエンスに背中を押してもらえるってことね」
そしてその企画を放送部の集まりで先輩達に話すと皆が同意した。文香が提案すると先輩達は即座にやろうやろうと乗り気になり、それから皆、視線が宙に浮いてでれっとした顔になった。
……うわぁ、この人達、自分が告白される場面を妄想しちゃってる。
そんな経緯があり文香とあかねは昼間の放送で学校中にイベント開催をアナウンスすることになったのだ。
放送部ではローテーションを組んで放送の担当をしていて、イベントをアナウンスする日は文香とあかねの担当だった。そこで一悶着があった。
「どっちがこのイベントのこと放送するの? ジャンケンで決めようか」
あかねが文香に尋ねると、文香は唇の前で人差し指を立てて、チッチッチッと横に振る。
「もう決まってるよ。それはあかねの役目ってね」
「なんでよー」
「つまりね、みんなに囲まれたら断れなくなるじゃない」
「あっ、そういうことか。イベントで告白すればオーディエンスに背中を押してもらえるってことね」
そしてその企画を放送部の集まりで先輩達に話すと皆が同意した。文香が提案すると先輩達は即座にやろうやろうと乗り気になり、それから皆、視線が宙に浮いてでれっとした顔になった。
……うわぁ、この人達、自分が告白される場面を妄想しちゃってる。
そんな経緯があり文香とあかねは昼間の放送で学校中にイベント開催をアナウンスすることになったのだ。
放送部ではローテーションを組んで放送の担当をしていて、イベントをアナウンスする日は文香とあかねの担当だった。そこで一悶着があった。
「どっちがこのイベントのこと放送するの? ジャンケンで決めようか」
あかねが文香に尋ねると、文香は唇の前で人差し指を立てて、チッチッチッと横に振る。
「もう決まってるよ。それはあかねの役目ってね」
「なんでよー」
