だってしおんくんと一緒にいられるんだから。
 あたしのこと、好きになってくれてありがとう、しおんくん」

「あかね、俺達はきっと違う色をしている、同じものなんだ。出逢うために生まれてきたっていってもいいんだ。
 だから世界が終わる前に、俺ときみは触れあうことができたんだ。俺ももう、何の後悔もない。きみに告白してほんとうに良かった。
 あかね、愛しているよ」

「しおんくん、あたしも愛してるよ。いつまでも、いつまでも…………」