あきれていたら、またなにか大きな声を出し始めた。体育間についたらしい



「あ!」



「あれが体育間じゃない?!」



「やばーテンション上がってきたー!」



「......ほんとにうるさいね............」



とはいえ、実は私もテンションが上がている。



だって三か月間の努力がやっと形になる気がするから。



早く、早く始めたい。



「すいませーん!」



「私たち仮入部来ました!」



美鈴がそう言うと、すぐに先輩が小走りで来てくれた。



「おおーきたんだ」



「じゃあ適当にそこらへんでリフティングでもしといて」



「あ、私たちの邪魔はしないでね?いま大事なところだから。」



そう私たちに言ってから、先輩たちは隣の男子バスケ部の方へ走っていった。



_________え?