潤side


真菜と付き合い始めて2日。


3連休があり、今日から学校…という訳。


『潤ーどーしよっ!やっぱりベーコンエッグ難しー』


さっきから料理に苦戦してる真菜。


いや、ベーコンエッグは簡単だろ。


そう思ったが、口に出さない俺。


「真菜、それより遅刻するよ?」


時計の針は朝の8時を指している。


15分には出ないと、いくらこのマンションから学校が近くても間に合わない。


『えぇーっ!まだ着替えてないしメイクしてないよぉー』


そう言ってアタフタしてる真菜を見てると自然と笑える。


「飯は俺が作っとくから準備して来い」


俺がそう言うと真菜は自分の部屋に急いで入って行った。



ちなみに俺は、真菜がベーコンエッグに苦戦してる間に準備は全部終わらしたので余裕。


俺はベーコンエッグと食パンを焼く。