潤side


そんな日から数日…。


俺と真菜は一緒に住んでるのは変わらないけど…あまり喋らなくなった。


『おい潤!真菜ちゃんに謝れよ』


海斗はそればっか言う。


俺だって…謝りたい。


だけど…。


ガラッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



阿久津先生が教室に入ってきた。


それと同時にみんな席につく。


俺もだ。



『おはよー。で、今日は委員会を決める。俺が黒板に委員会と人数を書くからやりたい所に名前を書け!ちなみに新川と宮辺はもう学級委員に決まってるからな』


そう言って次々と委員会と人数を黒板に書いていく阿久津先生。


てゆーか…何で俺と真菜だけ学級委員って決まってんの?


真菜と一緒なのはいいけど…正直今は気まずい。


「先生、何で俺と真菜は…いや宮辺さんはもう学級委員って決まってるんですか?」


俺は阿久津先生に聞く。


『学級委員はいつも校長が決めるんだよ…。俺は知らねぇ!』


そう言ってまた黒板に書き始める阿久津先生。


校長?


あのハゲてて…確かエロ校長とか言われてるんだよな。