「もしもしっ」 『あはッ 莉央、慌てすぎぃ〜』 「ご…ごめんっ。 帰ってきたばっかりだし、 電話くること忘れてて(笑)」 『忘れてたとか〜(笑) なに? なんでこんな遅くに帰ってきたの?』 「いや〜 いろいろあってさっ!」 『なによー気になるッ! あ、もしかしてご飯まだ? 後でかけ直そうか??』 「ううん!大丈夫。 それより莉央の話聞かせてよ」 『―――…うん』