夢視点

蘭は独りっ子だし、お母さんはあの人
じゃない。
それに幼馴染は私独り。


しかも今日は「塾だから遊べない」って言ってたけど、、、
友達と遊ぶなら嘘なんかつかないよね…




 蘭…? まさか…、浮気…、してる…?


 私は頑張って蘭に訪ねようと思って、蘭に近づこうと動こうとした時。



   蘭と目が合った。



 動けなかった。そのままずっと立ち止まっていた。少し、蘭がこっちに来てくれるかも、なんて期待していた。


   そしたら、


 蘭が、逃げる様その場から去っていった




  まさか…、、、ねぇ、、、???



  私もう、女の人に聞く事にした。

  それしか方法が思いつかなかった。



 「あの…、あなたは、蘭…の、
  家族で、すか??」

 「え?」

 「あ、突然すみません!」

 「あ、いえ、


  それで、私…ですか?」

 「はい。」

 「私は、蘭の彼女ですけど…、」

 「ッッ!」

 「あの、どうかしましたk」

 「ごめんなさい!
  ありがとう、ございましたッッ!」

 「え?あ、はぁ、はい。」



 やっぱり、浮気…だったんだね…、



  その日の夜、私は泣き続けた。


 「大好きだよ」

 「一生守る」

 「夢が一番だよ」


  なんて甘い言葉が私の頭を掛け巡る。

今日の事を思い出して泣いてるのもそうだ。

   だけど何より、やっぱり一番は、


    蘭がくれた想い出が…

   蘭がくれた幸せな日々が…、

  辛くて、辛くて、虚しい。寂しい。




  私、前に進めるのかなぁ。