生きてるか、死んでるかも分からない

人生に色をつけて癒してくれた

君はどこに行ってしまったんだろう

手紙だけ残してお別れも告げずに

行ってしまった酷い君へ

君が埋めてくれた傷跡が痛くて堪らなくて

「早く君に会いたい」毎晩

そう思いながら眠りについてるよ。

明日の朝起きたら、目の前に君がいて、

「おはよう」なんて声を掛けてくれる

そんな幻影を夢の餌に

君を想って眠るよ。

僕が明日そっちに行ったら

君に怒られると知っているけれど

それでも願わずには居られないんだ。

君のいない夜を耐えて朝日が昇ってきても

美しいなんて感じられないから。

君と過ごした日々には変えられないから。

そのために死ねる何かを見つけてない

人間は生きるのに相応しくない。

どっかの偉い人が

そんなことを言って いた。

君の存在が僕の生きる理由になった時、

君は僕の存在が死ねる理由に

なっちゃったんだよね。
こんな思いをする

くらいなら出会わなければよかった。

あの日夢なんか見ずに

死んだように生きてれば、

こんな気持ちにはならなかったのかな。

そんな事を思ったりもするけれど

君が僕に色をつけてくれたように

僕も君との思い出だけは

無彩色に しないように。

君のいない世界で君を忘れて

前を向いて生きるなんて無理だけど

君が好きだった絵に思い出をしまって

今日も生きていくよ。

願わくば

君が幸せでありますように。