奈子とリビングへ行くと、
「お疲れ」
私服に着替えてソファに座っていた友樹がこちらを見て、奈子に挨拶をした。
「おう、お疲れ」
玄関で私と話したときよりも、そっけなく返事を返す奈子。互いに嫌悪している空気を感じた。
「奈子がケーキ買って来てくれたんだけど、どれがいい?」
変な空気に戸惑いながらも、ビニール袋の中からケーキを取出し、テーブルに並べた。
奈子は私たちが好きなケーキを選べるようにと、3種類のケーキを買って来てくれていた。
「俺はいいよ。2人で食べて。食欲ないって言ったじゃん」
友樹がケーキを遠ざけるように、右手の掌を私に向けた。
ケーキは別腹かもと思ったが、そうではなかったらしい。
「お疲れ」
私服に着替えてソファに座っていた友樹がこちらを見て、奈子に挨拶をした。
「おう、お疲れ」
玄関で私と話したときよりも、そっけなく返事を返す奈子。互いに嫌悪している空気を感じた。
「奈子がケーキ買って来てくれたんだけど、どれがいい?」
変な空気に戸惑いながらも、ビニール袋の中からケーキを取出し、テーブルに並べた。
奈子は私たちが好きなケーキを選べるようにと、3種類のケーキを買って来てくれていた。
「俺はいいよ。2人で食べて。食欲ないって言ったじゃん」
友樹がケーキを遠ざけるように、右手の掌を私に向けた。
ケーキは別腹かもと思ったが、そうではなかったらしい。



