「うん。いいんじゃん? 在宅とかノマドとか、いいよね。憧れるわ」
家を空けない選択をした私を、鬱陶しがることもなく、羨ましそうな素振りを見せる友樹。
なんでそんなに余裕なの? やっぱり浮気なんかしていないんじゃないか? でも、それならお弁当はどういうこと?
頭の中が謎と疑問でいっぱいになる。
「これだけ応募したんだから、どれかひとつくらいは受かると思ってるんだけど、全滅したらどうしよう」
「ごめんだけど、俺には応援と健闘を祈るくらいしか出来ないわ。がんばれ、香澄‼ 神様、お願い‼」
友樹は食パンを皿に置くと、両手を合わせて天に向かってお願いをしだした。
「ありがとう、友樹。神様、お願い‼」
私も一緒に天を仰ぐ。そして友樹と笑い合う。あぁ、楽しい。やっぱり私は友樹といるのが好きだ。
信じたい。だから、友樹を信じよう。
疑う気持ちを信じる心で握り潰し、笑顔で友樹を仕事に送り出した昼下がり、
【弁当女の正体、分かったよ‼ 】
奈子からLINEが届いた。
家を空けない選択をした私を、鬱陶しがることもなく、羨ましそうな素振りを見せる友樹。
なんでそんなに余裕なの? やっぱり浮気なんかしていないんじゃないか? でも、それならお弁当はどういうこと?
頭の中が謎と疑問でいっぱいになる。
「これだけ応募したんだから、どれかひとつくらいは受かると思ってるんだけど、全滅したらどうしよう」
「ごめんだけど、俺には応援と健闘を祈るくらいしか出来ないわ。がんばれ、香澄‼ 神様、お願い‼」
友樹は食パンを皿に置くと、両手を合わせて天に向かってお願いをしだした。
「ありがとう、友樹。神様、お願い‼」
私も一緒に天を仰ぐ。そして友樹と笑い合う。あぁ、楽しい。やっぱり私は友樹といるのが好きだ。
信じたい。だから、友樹を信じよう。
疑う気持ちを信じる心で握り潰し、笑顔で友樹を仕事に送り出した昼下がり、
【弁当女の正体、分かったよ‼ 】
奈子からLINEが届いた。



