夕食を終えると、
「お風呂入ってくる」
と友樹が席を立った。
「うん。着替え、後で持ってくね」
私も立ち上がり、友樹のスウェットを取りに寝室へ。
ふと、玄関の脇に立てかけられたままの友樹の鞄に目が留まった。
一旦目を逸らし、寝室に向かうとクローゼットから友樹のパンツとスェットを取り出した。
それを持って脱衣所に行くと、浴室からシャワーの音がした。
今だ‼
友樹の着替えをいつもの籠に入れ、玄関へ急ぐ。
鞄に手を突っ込んでスマホを掴む。
「……パスワード」
とりあえず、自分の誕生日を入力してみるが、開かない。
「……だよね」
もし、私の誕生日がパスワードだったら、それだけで愛を感じてこれ以上探ろうとは思わずに済んだかもしれないのに……。
「お風呂入ってくる」
と友樹が席を立った。
「うん。着替え、後で持ってくね」
私も立ち上がり、友樹のスウェットを取りに寝室へ。
ふと、玄関の脇に立てかけられたままの友樹の鞄に目が留まった。
一旦目を逸らし、寝室に向かうとクローゼットから友樹のパンツとスェットを取り出した。
それを持って脱衣所に行くと、浴室からシャワーの音がした。
今だ‼
友樹の着替えをいつもの籠に入れ、玄関へ急ぐ。
鞄に手を突っ込んでスマホを掴む。
「……パスワード」
とりあえず、自分の誕生日を入力してみるが、開かない。
「……だよね」
もし、私の誕生日がパスワードだったら、それだけで愛を感じてこれ以上探ろうとは思わずに済んだかもしれないのに……。



