「おぉ。なんか今日の夕食、オシャレだね。いつものご飯も好きだけど、たまにはこういうのもいいね」
ダイニングに行き、テーブルの上の料理を見て普段との違いにすぐ気付く友樹。
友樹の発した【いつもとは違う】というワードで閃いた。
「……明日からお弁当作るよ」
お弁当女の弁当を阻止してやろう。
「いいよ。そんなことしなくて。それより、パート探してる?」
友樹に即座に断られた。しかも、【パート】という言葉を出され、反論も許されない。
子どもがいるわけでも、病気をしているわけでもないのに働こうとしない私に、発言権はないらしい。
『そうだよね。さすがに2個も食べられないもんね』
喉元まで出た言葉を飲み込む。
ダイニングに行き、テーブルの上の料理を見て普段との違いにすぐ気付く友樹。
友樹の発した【いつもとは違う】というワードで閃いた。
「……明日からお弁当作るよ」
お弁当女の弁当を阻止してやろう。
「いいよ。そんなことしなくて。それより、パート探してる?」
友樹に即座に断られた。しかも、【パート】という言葉を出され、反論も許されない。
子どもがいるわけでも、病気をしているわけでもないのに働こうとしない私に、発言権はないらしい。
『そうだよね。さすがに2個も食べられないもんね』
喉元まで出た言葉を飲み込む。



