「……申し訳なかった。ほら‼ お前たちも頭を下げろ‼」
常識が残っていたのか、お義父さんが友樹とお義母さんの頭に手をやり、無理矢理ふたりの頭を下に押しながら自分も頭を垂れた。
「…………」
だけど、友樹はうんともすんとも言わない。謝ったって状況が変わらないなら、謝罪するだけ損だと思ったのだろう。ならば、手加減無用。
「……奈子、今までの話を有耶無耶にさせない為にはどうしたらいい?」
友樹からお金を頂くことに何の抵抗も良心の呵責も感じない。取れるだけ取ってやる。だって友樹は、反省も謝罪もしないのだから。
「吹っ切れたねー。そうでなきゃ。じゃあ、今から従妹に電話してあげるね。私の従妹、弁護士なんだけど今育休中で多分家にいるから電話出てくれるはず」
奈子が立ち上がり、友樹が握ったままの自分のスマホを乱暴に奪い返すと、画面をタップして従妹に電話を掛け始めた。
常識が残っていたのか、お義父さんが友樹とお義母さんの頭に手をやり、無理矢理ふたりの頭を下に押しながら自分も頭を垂れた。
「…………」
だけど、友樹はうんともすんとも言わない。謝ったって状況が変わらないなら、謝罪するだけ損だと思ったのだろう。ならば、手加減無用。
「……奈子、今までの話を有耶無耶にさせない為にはどうしたらいい?」
友樹からお金を頂くことに何の抵抗も良心の呵責も感じない。取れるだけ取ってやる。だって友樹は、反省も謝罪もしないのだから。
「吹っ切れたねー。そうでなきゃ。じゃあ、今から従妹に電話してあげるね。私の従妹、弁護士なんだけど今育休中で多分家にいるから電話出てくれるはず」
奈子が立ち上がり、友樹が握ったままの自分のスマホを乱暴に奪い返すと、画面をタップして従妹に電話を掛け始めた。



