「友樹も知ってる通り、他校でも横の繋がりってあるじゃん? 弁当女がいる学校に私の知り合いがいてね、ウチの学校であったこと話したんだけど……」
「ふざけんなよ‼ 彼女がまた変な噂で辞めさせられたらどうするんだよ‼」
友樹の奈子への反論の中には、松岡さんを庇う言葉が入っていた。それが、私のショックを更に上塗りする。
「知り合い曰く、弁当女もお昼休みになると必ず出掛けるんだとさ」
奈子がニヤリと友樹に笑いかける。
「……それが、何なわけ?」
「不倫女の動向なんか、そりゃあ職員室の話題の恰好のエサになるでしょ? 知り合いもさぞ不倫女の動向が気になるらしく、尾行しちゃうよね、そりゃあ。私、口軽いから他の職員にも喋っちゃうよね、そりゃあ。あっちの学校もこっちの学校も、みーんな知ってるよね、そりゃあ。秘密の恋に盛り上がっちゃって、周りの様子に気付かなかったかぁ。めでたいねぇ」
奈子が『そりゃあ』を連呼しながらふざけまくった。
「ふざけんなよ‼ 彼女がまた変な噂で辞めさせられたらどうするんだよ‼」
友樹の奈子への反論の中には、松岡さんを庇う言葉が入っていた。それが、私のショックを更に上塗りする。
「知り合い曰く、弁当女もお昼休みになると必ず出掛けるんだとさ」
奈子がニヤリと友樹に笑いかける。
「……それが、何なわけ?」
「不倫女の動向なんか、そりゃあ職員室の話題の恰好のエサになるでしょ? 知り合いもさぞ不倫女の動向が気になるらしく、尾行しちゃうよね、そりゃあ。私、口軽いから他の職員にも喋っちゃうよね、そりゃあ。あっちの学校もこっちの学校も、みーんな知ってるよね、そりゃあ。秘密の恋に盛り上がっちゃって、周りの様子に気付かなかったかぁ。めでたいねぇ」
奈子が『そりゃあ』を連呼しながらふざけまくった。



